ニキビ跡 直し方

ニキビ跡とは、ニキビが炎症を起こすことで肌に残った色素沈着や、デコボコなどの傷跡のことを言います。この色素沈着を炎症性色素沈着といい、これをそのまま放っておくととても治しにくいものになってしまいます。

だからといってニキビをつぶしたり、逆に痛くも痒くもないからといってそのまま放っておくのもよくありません。ニキビができたら速やかに治すことが重要です。早ければ早いほどもとの肌に修復することができます。

でも、結局早めに治すことができずにできてしまったニキビ跡。そんなニキビ跡の直し方ってあるの？

安心してください、そのニキビ跡の炎症の度合いや範囲にもよりますが、基本的には自分で改善させることができます。

ここでニキビ跡の直し方がありますというと、ちょっと語弊があるかもしれません。ニキビ跡を完全に元のお肌に戻すことは民間療法ではできませんので、あくまでも改善することができると解釈していただけたら嬉しいです。

まず最初に取り組んだのは生活習慣の改善です。これは、肌だけに限らず体のあらゆる部分というのは、自分で治す治癒力というのを持っているからです。肌が色素沈着を起こしたり傷が治りにくいというのは、結局肌のターンオーバーが乱れているからです。

具体的に生活習慣のなにを改善するかというと、「睡眠」と「食事」です。

特に睡眠は大事で、22時から2時の間は「肌のゴールデンタイム」と言われています。この時間に質の良い睡眠をとっていることがかなり重要です。仕事やお付き合いもあるかとは思いますが、週のうちの半分でも22時までに就寝するようにしましょう。

食事はバランスの良い食事を意識しながら「食物繊維」「ビタミン」「亜鉛」を積極的に摂るようにしましょう。「亜鉛」が多く含まれる食材は、「牡蠣」「パルメザンチーズ」などが比較的に摂りやすいですよ。

「肌に直接なにかを塗ってケアしたい」という、焦る気持ちは私もよく分かりますが、このターンオーバーがしっかりできていないと、結局は治るスピードが遅くなります。薬を使用して治療を始めるのは、肌の治癒力が高まる状態になるのを待ってから始めた方がいいですよ。

これまで生活習慣を改善し、それからスキンケアをして肌の状態を良くしていけば、確実にニキビ跡はキレイになっていくと思います。とりあえず生活のリズムを整えることから始めてみませんか？

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